職務経歴書の書き方
履歴書の職歴の欄には、会社名、所属部署、入退社日など簡単な経歴しか書かないのが一般的であり、応募者の詳しい経歴が分かりません。
そこで、応募の際に、職務経歴書の提出を求める企業も多いです。
職務経歴書の書き方は特別に決まっていません。過去にどのような仕事をして、どのように取り組んで、どのような実績を上げてきたかを分かりやすく書きます。
【職務経歴書の書き方の3つのポイント】
職務経歴書を書く前に次の3つを押さえておくと良いでしょう。
@振り返り
A企業側の立場になって考える
B第一印象を大切に
【振り返り】
所属部署、役職、業務内容、顧客、昇進・異動、取扱商品、部下の人数、資格取得、研修、受賞歴などを振り返ります。
順番にノートに書き出していくのが良いでしょう。
【企業側の立場になって考える】
企業が職務経歴書の提出を求める理由は、応募者の実務能力や仕事の取り組み方、意欲、実績などを知りたいからです。
企業はその今までの経験を生かしてどのように自社に貢献してくれるかをイメージします。
つまり、「貢献してくれそうか」ということを最終的に知りたいのです。
したがって、貢献することがイメージしてもらえるような内容と書き方にする必要があります。
「今までこんなことをしてきました」といくら経歴をアピールしても、それが読み手に上手く伝わらなければ意味がありません。
【第一印象を大切に】
履歴書の写真と同様に職務経歴書を見たときにも第一印象があります。職務経歴書はこう書かなければいけないとは決まっていない分、完成度に差がでやすいです。
見た目の良い職務経歴書は採用担当者にしっかりと読んでもらえる可能性が高くなります。他にもたくさん応募者がいるのですから、提出さえすれば読んでもらえると思うのは間違いです。
また、職務経歴書は書類作成能力の判断にもなりますので、内容だけではなく見た目にもこだわって作成しましょう。
職務経歴書の様式
●用紙
サイズはA4。
プリンターもしくはレポート用紙を使います。市販もされてます。
●枚数
1〜2枚。簡潔にまとめましょう。
●形式
編年体式とキャリア式があります。
編年体式・・時系列で職務経歴を記載します。年月が見出しになります。
キャリア式・・職務分野別で職務経歴を記載します。
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