履歴書はあなたの第一印象になります
履歴書はあなたの第一印象になります。採用担当者は履歴書に書かれている内容や写真を見て、履歴書を書いた人がどんな人であるかを想像します。また、面接でされる質問は企業があらかじめ用意した誰にでも聞く質問と履歴書に書かれた内容を元に作り出される質問があります。したがって、面接をスムーズに運ぶには履歴書の作成段階で聞かれる質問を予想して書くことが大事です。
応募側が企業に求める事があるのと同様に企業にも求める人物像があります。
いくつか企業が求める人物像をあげてみました。
●コミュニケーション能力がある
●論理的に考えることができる
●独創的な発想ができる
●責任感が強い
●語学力がある
●意欲があり向上心がある
●誠実である
また、厚生労働省による「平成16年度企業が求める人材の能力等に関する調査結果概要」によると企業が求める人材の基本スキルのうち、以下のことが強く求められています。
●「誠実さ」・・誠実さ・責任感・公平さ・倫理観など信頼される態度を示す
●「顧客志向」・・顧客の立場に立ってニーズ対応に務める
●「継続的学習」・・向上心を持って学習し、自己を革新していく
業種別では
●情報処理・情報通信関連業・・「率先行動」「成果の追求」が求められていることが特徴です
●サービス業・・「サービス対応」が求められていることが特徴です
●建築・土木製造関係の技能職・・「成果の追求」「チームワーク・連携」が求められていることが特徴です
☆こんな場合はどうする?-面接対策-☆
<前職の勤続年数が短かったとき>
前職の勤続年数が短かった場合はマイナス思考になりがちですが前向きな姿勢をアピールしましょう。事実であっても人間関係が悪かったことを退職理由にすると印象が悪くなります。
「前職では〜をしていたが〜がしたかった」「〜を目指している」など始めから目的があったための退職ということをアピールすると印象がよいでしょう。
<失業生活が長かったとき>
失業生活が長かったときは次へのステップ期間だったということをアピールすると印象が良くなります。「〜の勉強をしていた」「人として成長した」「適職について徹底的に考えていた」など失業生活が有意義なものであったことをアピールします。
<転職回数が多いとき>
転職回数が多いとまたすぐに辞めてしまうのではとみられます。単に長続きしない人と思われないようにどれだけスキルアップしたかを伝えるとよいでしょう。また、どんな環境でも順応してきたという点をアピールすると好印象です。
<正社員の経歴がないとき>
例えアルバイトでも学んだことはたくさんあるはずです。向上心のあることをアピールしましょう。何か夢があった人や、仕事の経験を積むためのアルバイトだった人はそれらの理由をきちんと伝えます。「なんとなくフリーターをしていた」などはやめときましょう。
<前の会社が倒産したとき>
前の会社が倒産したときや、遠方への配置転換でどうしても辞めざるを得なかったときはその退職理由を伝えても問題ないでしょう。前職でのスキルや前向きな姿勢をアピールすることと、前の会社への不平不満は言わないようすることが大切です。
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